Ninjin History Blog

広島県福山市近辺の歴史について書いてます

愛が一本のバラであるのなら


f:id:historyninjin:20230930024621j:image

 



f:id:historyninjin:20230930030051j:image

 


愛が一本のバラであるのなら on Vimeo

 


f:id:historyninjin:20230930025048j:image

 

「愛が一本のバラであるのなら」

 

愛が一本のバラであるのなら
愛が一本のバラの花ならば
美しいバラの花であるのなら
その花はあなた自身で
受け取って

愛がひとつの物語であるなら
語ることはやめて
じっと見つめて

あの日がこの日と
手と手を繋いで
私が本当の私に戻って
本来の私に戻ったならば
少しももう
不思議なことではなくて
胸の内にいつも咲き続けるだろう

愛が一本のバラであるのなら
愛が一本のバラの花ならば
美しいバラの花であるのなら
その花は
あなた自身で受け取って

胸の内にいつも
咲き続けるだろう

愛が一本のバラであるのなら
愛が一本のバラの花ならば
美しいバラの花であるのなら
その花は
あなた自身で受け取って

胸の内にいつも
咲き続けるだろう

 

(編詩・作曲:2021/2/19 historyninjin )

 

原曲は「愛は嘘から始まる」というウイグル詩に作曲したもの。この曲は、その後半部分を取り出して独立した一曲の作品としたものです。

全曲ならびに原詩などは下記で聞き、そして見る(読む)ことができます。


https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2021/05/29/212413

 


f:id:historyninjin:20230930030750j:image

神楽「五郎王子」

f:id:historyninjin:20230917141607j:image



神楽「五郎王子」 on Vimeo

 

昨日(2023年9月16日)内海の横島で上演された神楽「五郎王子」を見に行ってきました。

夜8時半から始まった五郎王子の舞台は11時半にまで及びました。

最前列に体が吸い寄せられ、最後までカメラを片手に息もつけぬような舞台に釘付けになりました。

 

主人公の五郎王子の生きざま、古代の日本人の魂が宿っているようで、心の中に涙が湧いて目を離せませんでした。

 

一晩開けて今朝、ふと心の中から涙とともに込み上げたイメージを歌にしました。

どうぞ。

 

神楽、五郎王子に寄せて・・・

 

 

「五郎王子」


遅れて生まれし醜い故に

背負いて生き行くさだめよ

理不尽なことその身に受け続け

度重なる試練の嵐

いかなることが待ち構えようと

一歩だに引き下がらぬ

志を抱きしめ

生まれてきた故に

生まれてきたからは


天よ我を見つめ給え

我を見つめ給え


遅れて生まれし醜い故に

背負いて生き行くさだめよ

理不尽なことその身に受け続け

度重なる試練の嵐

いかなることが待ち構えようと

一歩だに引き下がらぬ

志を抱きしめ

生まれてきた故に

生まれてきたからは


作詞・作曲 2023/9/17 historyninjin

 

◆石見神楽(いわみかぐら)「五神」の解説

https://iwamikagura.jp/enmoku/gojin/

◆備後神楽「五行祭」の解説

http://www.pionet.ne.jp/~takehiro/gogyou.html

 

「五郎王子」が始まる前の別の演目です。
f:id:historyninjin:20230917151553j:image


f:id:historyninjin:20230917151624j:image


f:id:historyninjin:20230917151710j:image


f:id:historyninjin:20230917151745j:image


f:id:historyninjin:20230917151807j:image


f:id:historyninjin:20230917151816j:image

 


f:id:historyninjin:20230917151837j:image

 

いよいよここから「五郎王子」が始まります。

f:id:historyninjin:20230917151908j:image


f:id:historyninjin:20230917151926j:image


f:id:historyninjin:20230917151951j:image


f:id:historyninjin:20230917152012j:image

f:id:historyninjin:20230917152023j:image

 

五郎王子の登場です。

f:id:historyninjin:20230917152211j:image


f:id:historyninjin:20230917152232j:image


f:id:historyninjin:20230917152254j:image

 


諭しを受け地に伏す五郎王子 on Vimeo

不条理な運命に荒ぶる五郎王子   諄々と諭され、地に伏してその声を聞く場面。


f:id:historyninjin:20230917152322j:image

 


f:id:historyninjin:20230917152401j:image

 

◆作曲余話

備後神楽「五行祭」の解説には下記のように説明されている。

盤古大王の死後に出生した五郎王子は、父の名が知りたく、母后に尋ねる。しかし、母后は遺産相続の争いを危惧し、兄たちを訪ねるように勧める。

兄たちはいずれも遺産を削り取られるのを恐れて、自分達に弟はいないといい、「四という数字は天地万物の基である(春夏秋冬・東西南北など)」という。 再度兄たちを訪れた五郎王子は、「五こそ万物の基礎の数であり(東西南北および中央、 春夏秋冬およびその境など)、自分こそは五番目の弟に間違えない」と主張するが、また断られる。

五郎王子は兄たちと戦うことを決意し、一人対四人の激しい合戦となる。

その時、 問訊博士が駆けつけ、兄弟相争うことの愚かさを諭し、条件を示して和解を勧める。その条件とは、末弟の五郎王子は土神で、中央と戌巳の郡を領し、兄たちの持つ90日から一人18日ずつ 土用として分けることである。

ここに和解は成立する。」・・・と。

 

存在を構成する基本数の四を兄たちは主張するが、末弟の異端児のような五郎王子は五行説をもって相続権を主張する論理のぶつかり合いをモチーフとしてこの神楽は構成されているが、私はそれらを越えた「人間とは何ぞや」という根源的なテーマをその兄弟たちのやり取りに見いだすほうを選びました。

五郎王子と兄たちの嗣業を巡る争いというより、人間として生まれてきたことをどう捉えるのかということを赤裸々に問いかけていると見たほうが神楽をより本質的に楽しむことができるように思います。

 

四と五の数を巡る合理性の対立の問答の掛け合いよりも、人間の実存に迫るテーマをこの神楽は見る人にぶつけていると捉え、その観点から詩を編み、作曲をしました。

このような神楽への音楽的アプローチもどうかなという私なりのささやかな提案のようなものです。(*^^*)

 

この解釈はちょうど隣に座りあわせた横島の方との会話の中から見つけて拾い集めたものです。後でその方の親戚の方に会い、清十店の仲間だよと教えていただき、大変恐縮しました。

生活の中で生きる「五郎王子」を教えていただき、ありがとうございました。(*^^*)

 

 

歌の力


f:id:historyninjin:20230913073027j:image



f:id:historyninjin:20230913072359j:image

 

 


歌の力(20230913) on Vimeo

 

歌の力

 

深い谷を渡ってゆく鳥の声も届かない

空は高く遥か彼方薄暗い道をゆく

せめぎあう思いは胸に迫り渦巻く

深い谷を越えてゆくが鳥の声は聞こえない

高い空は遥か彼方手を伸ばしても届かないよ

 

深い谷を渡ってゆく鳥の声も届かない

空は高く遥か彼方薄暗い道をゆく

せめぎあう思いを棄てて歌を歌えば

心の中に静かに鳥の声が聞こえだし

歌の力湧き上がりて薄暗い道を越えてゆく

空は高く遥か彼方薄暗い道を歌いゆく

 

2023/0913  誕生日に寄せて

 


f:id:historyninjin:20230913072627j:image

「歌声」(姉に贈る歌)2023/7/21


f:id:historyninjin:20230721070434j:image

 


「歌声」(姉に贈る歌) - YouTube


f:id:historyninjin:20230721070514j:image

 

2023/7/21作詩・作曲

「歌声」(姉に贈る歌)


緑の山並み越えて 青い空の向こう

懐かしい心のふるさとの声が聞こえる

啼き交わす鳥たちの声

高く空に響き 遠くこだまするよ

それはあなたの声


道を行きながら歌う 美しいその声

道を行きながら歌う 美しいその声


f:id:historyninjin:20230721071141j:image

歌に合わせて響くよ 可憐な琴の音色よ

いつまでも心の中 軽やかに響くよ

歌に合わせて響くよ 可憐な琴の音色よ

いつまでも心の中 軽やかに響くよ


昨日2023年7月20日朝早く、長く病んでいた姉が亡くなったという連絡を受けました。今朝、琴が大すきで高校時代は合唱部をしていた姉の思い出を辿り、一曲の歌を作りました。姉のこれからの人生に手向けようと思います。

 

姉が大好きだったお琴の音色です。

https://historyninjin.hatenablog.com/entry/2023/02/21/224914


f:id:historyninjin:20230721070843j:image

 

ちょうど昨日の明け方、飼っている白い猫が私の寝ているところにやって来たようなのですが、ふと目覚めてその猫を見ると、見たことのない少しトラがかったうっすらと白い、きりっとした目鼻立ちの猫でした。ぼんやり頭の中で、「あ、今度来た新しい猫だね」とどういうわけか、私は思ってしまい、しばらく撫でたりしっぽをさすってあげていました。しばらくして猫はゆっくりと向こうへ行ってしまうのですが、私は不思議とも変だとも思わずそうしてあげ、また少し眠りに落ちました。

夕方家内と話しててそのことを思いだし、どうして私は変だとも思わずにその猫を撫でたのだろう、完全に別の新しい猫に見えてしまったけど、やっぱりどう考えても、今飼っているいつもの白い猫以外に考えられないのだけど・・・と。姉がふと挨拶に来てくれたのだろうか?


f:id:historyninjin:20230721070950j:image

 


f:id:historyninjin:20230721071043j:image

 


f:id:historyninjin:20230721071100j:image

 


f:id:historyninjin:20230721071122j:image

2024/1/9  追記

下記ウイグル詩への音楽を、姉に捧げます。

https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2024/01/09/014724

「星降る夜にあなたを想ふ」


f:id:historyninjin:20230711031050j:image

昨日7月10日、私たち夫婦にとって6番目の孫(男の子)が誕生しました。7月10日はマハティール元首相の誕生日とのことで、マハティール氏の日本への言葉を添えておきます。(*^^*)

歌は一昨年5月に作曲したものです。(下記リンク)

https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2021/06/06/072831

 


f:id:historyninjin:20230711031154j:image

 

【マハティール・ビン・モハマド(マレーシア元首相)の言葉】

 

日本は戦争の贖罪意識から解放されるべきだ。

はっきり申し上げれば、いまの日本人に欠けているのは自信と愛国心です。日本が愛国心という言葉に過敏になる理由は、私にもわかります。確かに、過去に犯した多くの過ちを認める用意と意思は持たなければならない。しかし、半世紀以上も前の行動に縛られ、恒常的に罪の意識を感じる必要があるのでしょうか?

ドイツを見てください。誰が彼らに、戦争中のナチスの残虐な行為を謝罪して回るよう求めているでしょうか?しかし日本では、どの首相も2世代も前の人間がやらかしたことを謝罪しなければならないと思っている。これは不幸なことです。日本が再び軍事大国になることはないという近隣諸国の不安を取り除くための保証さえあれば、謝罪の必要はありません。

今まさに日本が挑戦すべきことは、東アジアにおけるリーダーの役割を果たすことです。日本には経済的な規模があり、富があり、世界水準の技術力がある。世界のリーダーとなるには軍事力も必要だという考え方もあるでしょうが、今日の戦争は、経済的な側面が焦点です。

東アジアだけでなく、世界が日本を必要としています。今日、世界がおかれた状況は修羅場と言ってもいいほどです。自由貿易システムの濫用、投機家の底なしの貪欲さ、そしてテロリズム。日本のダイナミズムと、ひたむきな献身が、まさに必要とされているのです。

最近、欧米のメディアが積極的に転職する日本の若い世代を誉めそやす記事を読みました。これは、まったく間違っています。長年保たれてきた企業と従業員のよき家族にも似た関係が薄れてしまえば、私たちが多くを学んだ日本株式会社もまた、立ち行かなくなる。失業者を増やし、企業と社会の生産性を損なう外国のシステムをなぜ盲目的に受け入れなければならないのでしょうか?アジアは欧米ではないのです。

日本人は、日本固有の文化にもっと誇りをもつべきです。もし当事者であるあなた方がそう思っていないとしたら、私の口からお伝えしたい。あなた方の文化は、本当に優れているのです。日本の力を忘れてはいませんか?

マレーシア経済危機のとき、日本は私たちの味方となってくれました。しかしその日本はといえば、残念ながら私の目からは自分を見失っているように、そして自分の考えで動いてはいないように映ります。

いまのところ日本は、私たち東アジアの国々から生まれた唯一の先進国です。そして、富める国には隣人に対してリーダーシップを発揮する義務があります。潜在的な大国である中国をうまく御しながら、その責務を果たせるのは西側諸国ではありません。それは、東アジアの一員たる日本にしかできない役目なのです。

いつまでも立ち止まっている余裕はありません。それは日本にとっても、東アジアにとっても、世界にとっても、大いなる損失でしかないのです。

日本人よ、いまこそ立ち上がれ。成功の原点に戻れ。

世界は西側の価値観に支配されている。メディアはその最たるものだ。日本のメディアは欧米のメディアに左右されることなく、真実の報道をしてほしい。

私は、問題や相手を問わず、見下されたり、相手の弱みにつけ込んで何かを押しつけてきたりされることに強い抵抗感がある。

重くみなければならないのは、財産をどれくらい持っているかより、精神的にどのような状態におかれているかである。

指導者は常に困難な事態や問題に突き当たるものです。しかし、どんな困難も乗り越えていく、またあえて困難に挑んでいく。そこにこそ、リーダーの要件があると信じます。

私は、できるかぎり青年と対話し、青年と触れ合う機会をもちたいと心がけています。なぜなら、私たちの国を次に引き継いでくれるのは青年たちしかいないからです。

戦争というものを撤廃すべきです。戦争を犯罪と見なすべきなのです。それは長い苦難の道のりです。何十年あるいは何世紀もかかるかもしれません。しかし、私は信じます。その日は 必ず来ると。
グローバリゼーションとは、世界の標準化、同一規格化、ルール化です。これによって得をする者は西欧、特に自国のシステムを世界システムに適用しようとしているアメリカの企業家たちであることは明白でしょう。

円高政策は、経済摩擦の非難をかわすために取られた対米妥協政策だったと思いますが、中国へのシフトが終了した現在、いかに円安政策を取ろうと、いまさら日本に対する投資が拡大することはないでしょう。

マレーシアの将来の発展を真剣に考え抜いて到達した結論が「隣人を富ませよ」という政策でした。我々には産業がありませんでした。産業化に必要な技術力も資金も、知識も経営力もなかった。それで我々は外資の導入を促進した。我々は日本企業を誘致し、日本企業はマレーシアに職をもたらしました。

西欧の征服者は、征服した土地にキリスト教をもち込み、西欧的価値観を植え付ける一方、現地の民族性や文化性は変革すべきものか、または排除すべきものとして位置付けました。

実際のところ、日本人に支配されるくらいなら、イギリスの支配のほうがましだと思っていた。ただ、それとは別の次元で、同じアシアの国が西欧の強国を負かすことができるのだという事実が衝撃として我々の間に走りました。

日本も独自の民主主義、独自の文化、独自の進み方があってよいのです。実は日本にとって、日本人が日本に自信をなくし、外国のシステムに同調することで自らを救おうとしていることこそが最大の危機ではないかと思えてなりません。

リーダーはまず、人々に目的地を見せて、なぜそこに行かなければならないかを説明しなければならない。リーダーは人々が歩むべき道を作らなければならない。障害物があれば、リーダーはそれを取り除くための手段を示さなければならない。

メディアに情報のコントロールはつきものである。情報伝達の過程でオーナーが指示を出し、編集長が操作し、さらにはデスクが操作する。コントロールには、必ずしも情報操作を必要としない。載せたくない情報は、黙殺すればそれでよいのだ。

※7月10日はマハティール元首相の97歳の誕生日。

 

 

「雨ふりのあと」

f:id:historyninjin:20230601065200j:image


f:id:historyninjin:20230601065219j:image

 


original song「雨ふりのあと」 - YouTube

 

「雨ふりのあと」(オリジナル・ソング)


雨ふりのあとは日が昇り

水溜りに映る

青い空と白い雲が静かに流れ

時間がゆっくり佇んでいる

 

雨ふりの時は見えなかったものたちが

静かにまた戻ってきて語りだすよ

私の心の中で

あなたの心の中で


雨ふりのあとは日が昇り

水溜りに映る

青い空と白い雲が静かに流れ

時間がゆっくり佇んでいる


作詩・作曲 historyninjin 2023/6/1


f:id:historyninjin:20230601071141j:image


f:id:historyninjin:20230601071156j:image

 


f:id:historyninjin:20230601071208j:image

「ことわき のりと」(辞別祝詞) 2023/0521


f:id:historyninjin:20230521082216j:image

 


ことわきのりと(辞別祝詞)20230521 - YouTube

 

「ことわき  のりと」辞別祝詞 2023/0521

           歌の歌詞

 

辞別(ことわ)きて申さく

拉致被害者また特定失踪者と称す

数多(あまた)の同胞(はらから)にありては

ゆくりなくも

海を隔てし北朝鮮(かのくに)に

無情にも囚(とら)われしより

未だ帰還(かえ)ること叶わず

 

父母と生き別れ

愛(いと)しき子や孫と引き離されしより

幾星霜(いくせいそう)

せめて身体(みま)健(すこ)やかに

心爽やかに在らしめ給わんことを

乞願奉(こいねぎまつ)り

 

生まれ育ちし此の日本(ひのもと)の故郷(ふるさと)に

この故郷(ふるさと)に

一日一刻(ひとひひととき)も速(すみ)やけく安(やす)く

一日一刻(ひとひひととき)も速(すみ)やけく安(やす)く

 

平穏(おだ)いに帰還(かえ)らしめ給えと

恐(かしこ)み恐(かしこ)みも

乞祈奉(こいのみまつ)らくと白(もう)す

平穏(おだ)いに帰還(かえ)らしめ給えと

恐(かしこ)み恐(かしこ)みも

乞祈奉(こいのみまつ)らくと白(もう)す

 

変わらぬ愛

あなたを忘れない

 

平穏(おだ)いに帰還(かえ)らしめ給えと恐み恐みも

乞祈奉(こいのみまつ)らくと白(もう)す

平穏(おだ)いに帰還(かえ)らしめ給えと恐み恐みも

乞祈奉(こいのみまつ)らくと白(もう)す

平穏(おだ)いに帰還(かえ)らしめ給えと恐み恐みも

乞祈奉(こいのみまつ)らくと白(もう)す

 

辞別(ことわ)きて申さく

拉致被害者また特定失踪者と称す

数多(あまた)の同胞(はらから)にありては

ゆくりなくも

 

原詩(祝詞)潮清史氏 2023/5/21

作曲:historyninjin 2023/5/21

 

 

この祝詞(のりと)を教えてくれたのは、三原の亀山神社の宮司をしておられる潮さんです。こちらに潮さんと話した時の記事があります。

https://historyninjin.hatenablog.com/entry/2023/04/01/232548

ここにその時の印象を綴った「語らい」という曲が出てきます。


f:id:historyninjin:20230521082424j:image

 


f:id:historyninjin:20230521082439j:image

 

【辞別祝詞

辞別きて申さく拉致被害者又特定失踪者と称す数多の同胞に在りてはゆくりなくも海を隔てし北朝鮮に無情にも囚はれしより未だ帰還ること叶はず

父母と生き別れ愛しき子や孫と引き離されしより幾星霜

せめて身体健やかに心爽やかに在らしめ給はむことを乞願奉り

生まれ育ちし此の日本の故郷に一日一刻も速やけく安く平穏ひに帰還らしめ給へと恐み恐みも乞祈奉らくと白す

 


f:id:historyninjin:20230521082503j:image

 

辞別(ことわ)きて申さく拉致被害者又(また)特定失踪者と称す数多(あまた)の同胞(はらから)に在(あ)りてはゆくりなくも海を隔てし北朝鮮(かのくに)に無情にも囚(とら)われしより未だ帰還(かえ)ること叶わず

父母と生き別れ愛(いと)しき子や孫と引き離されしより幾星霜(いくせいそう)

せめて身体(みま)健(すこ)やかに心爽やかに在らしめ給わんことを乞願奉(こいねぎまつ)り

生まれ育ちし此の日本(ひのもと)の故郷(ふるさと)に一日一刻(ひとひひととき)も速(すみ)やけく安(やす)く平穏(おだ)いに帰還(かえ)らしめ給えと恐み恐みも乞祈奉(こいのみまつ)らくと白(もう)す


f:id:historyninjin:20230521082838j:image

紫蘭花言葉

 変わらぬ愛

あなたを忘れない

 


f:id:historyninjin:20230521082856j:image

 


f:id:historyninjin:20230521082907j:image

 


f:id:historyninjin:20230521082918j:image

 


f:id:historyninjin:20230521083046j:image

 


f:id:historyninjin:20230521083620j:image

 

 

◆参照 : ウイグルの悲劇へのメロディーf:id:historyninjin:20230605220647j:image
あなたと出会った場所であなたの死が芽生えるとは・・・

https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2021/05/29/122913