Ninjin History Blog

広島県福山市近辺の歴史について書いてます

「語らい」


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本日(2023年4月1日)、一人で三原市の大和(だいわ)町にある亀山神社に行って来ました。宮司の潮さんという方とちょっと知り合いで、皇室のこと、日本の教育のこと(特に歴史教育)、少子化のことなど造詣が深いので、いろいろ質問したいことがあり、会いに行ってきました。

 

ちょうど今日は月次祭の日、2ヶ月ほど前からメールで3月後半か末ごろ伺ってもいいですか?とコンタクトを取っていたのですが、なかなか都合がつかず、どうしようかなと思っていました。

 


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ご都合を確認すると3日ほど前に、「4月1日の土曜日でしたら午前は月次祭、午後は翌日の例大祭の準備などで15時過ぎまで兼務社に行き不在にしています。4月2日の日曜日は御霊和めのお祭りをします。地元から出征し散華された215柱の英霊を祀る一年に一度の兼務社例大祭です。午後にならないと亀山神社には居りません」という内容のメールをいただきました。

 

さて、どうしようかな、3月にこだわらないで、土曜日か日曜日のどこか空いている時間に伺おうかなと考えるともなく考えながら、いろいろ他のことをしていました。返事しなくちゃなと思いながら、どうしていいか、うーんと考えては次の事をし、あーどうしよーと思っては、新しい曲の構想をねったり、ずるずると時間が過ぎていきました。

 


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本当は3月31日は小学校のほうは午後からお休みを取っており、その足で三原に行こうかなと思っていたのですが、そこのところがはっきりしていなかったので、お昼過ぎに小学校の皆さんにお別れの挨拶をしてから、水呑の片山神社に寄ったり、次に行く町の中の小学校の事を考えたり、服部のT君に連絡を入れたら高校入試のことを考えて悩んでいたのでお母さんの許可をもらってドライブに誘い、近くのバッティングセンターで汗を流し、いろいろ話を聞いて励ましてあげ、その後は家に帰って身の回りのことをしたり、またギターを引き寄せて作曲の構想を練ったり、いつものように YouTube で関心のある世界の動きとか歴史のこととかを調べたり、夜半までうろうろしていました。

 


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そうこうしながら3月を越え4月になり、4時ごろ目覚めて起き出して世界のニュースをチェックしたり、また作曲の構想を練ったり、どうしようかなーと考えるともなく考えて、今日の3時過ぎに行ってみようかなー、明日の午後いってみようかなー・・・と思っていました・・・。

 

と、突然8時前ごろ、「はっ!」として、空いてる時間でなくて、お祭りをしているところに顔を出したらいいじゃないか!と思い、すぐに電話しました。

 

電話に出た若い男性に(多分神社の事務員さんのような方だと思い・・・)いきなり月次祭は何時からですか?どのぐらいあるのですか?と用件だけ聞きました。9時から、40分位と聞いてすぐに電話を切って、あわてて準備しました・・・が、後で話をしていて潮さんから、あれは私だったんですよと言われて、

えーっ Σ(・ω・ノ)ノ、

あまりにも声が若々しかったので、まさか潮さん本人とは思いもせずに電話を切ってしまいました!!あらま、どうしましょう。

と恐縮しながら思わず笑ってしまいました。

(またやっちまったなっていう感じ!Σ(×_×;)!  )

 

うちの奥さんには「急だけど三原の田舎のほうにある亀山神社というところに行ってくるね」と話して、バタバタと車で出発。時刻は8時10分ごろ。とても9時には間に合わないけど、行くだけ行こう、月次祭の途中から入ってもいいか、てな感じで車をとばしました。

 


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尾道の原田町に入ると景色がよかったので、何度か車を止めて写真を撮ろうかなと思ったのですが、我慢してやっと亀山神社に着いたのが、なんと9時37分。

 

遅れちゃったな、月次祭にも間に合わなかったなと思いながら境内に近づくと、神道の笛の音がきこえてきて、中で多分地元の方たちと思われる人の声が小さく扉を通して外に聞こえてきました。

 

しばらく中に入らず外で、お賽銭をあげたり、回りを見回したりしていましたが、ちょうどそこに通りかかった潮さんに声をかけ、挨拶をして境内の建物の中(拝殿)にいれてもらいました。

地元の方が6~7人ほどおられ、ストーブを囲んで歓談しているところに、私もすっといれてもらい、一緒に腰かけて話の中に入っていきました。

 


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昔のこの辺りの事、町の人口のこと、学校のことなど。大和町がちょうど備後の国と安芸の国の境界線になるということも、今日初めて知りました。

 

なんと潮さんのお父様とお母様もおられ、お父様が先代の宮司をしておられたことなど、いろいろと話してくださいました。亀山神社は建てられてから1350年という記念碑が立っていたのですが、50年前の記念碑とのことで、今年(来年?)1400年になるとのことでした。

 


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話題が自然と国の問題になり、いろいろと話し合うことができました。潮さんからは、どんなことがあっても、あきらめたり投げ出したら終わりになっちゃうから、決してあきらめないで、という元気をいただきました。

 

夜になり今日のことを考えていて、浮かんできたイメージを歌にしました。題名は「語らい」。やっぱり、実際にいろんな事を真剣に考えている人に会って、質問したり話を聞いてもらったり、話をするということは大切ですね。語り合うことの大切さを今日は身に染みて感じました。行ってよかったな。(*^^*)

 

 


語らい - YouTube

 

   「語らい」

暖かな穏やかな春の陽がさして
遠くで鳥たちが鳴いて
輪になって静かに
ぽつりぽつりと語り合う
この国を思うおもいが流れ
心の中に眠っていた言葉たちが
紡がれだして
野に咲く花のように咲き出す
道端に咲く野の花のように
温かな光が胸に灯る

暖かな穏やかな春の陽がさして
遠くで鳥たちが歌う
遠くで鳥たちが歌う

 

作詞・作曲 2023/4/1 にんじん先生 (*^^*) 

 

追伸

神社に行った時、最初から最後まで、風が吹かず、 温かではっきりとした太陽光線が神社全体を照らし、 その光が拝殿の中にも差し込む環境でした。

私にとっては不思議で感動的な環境でした。なにこれ? とは口に出しては言いませんでしたが、終始それが続き、 神社を去って境内の外の駐車場についてからも、 駐車場を出てしばらくしてからも、そんな光に包まれていました。

不思議な世界に行ったような体験でした。(*^^*)


(*^^*) 2年前のブログ投稿記事「前向きに生きる」
https://historyninjin.hatenablog.com/entry/2021/05/21/014623

 

宮司さんが教えてくださった「ことわき のりと」に作曲しました

https://historyninjin.hatenablog.com/entry/2023/05/21/082531


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